2010年12月5日日曜日

先人の技

これ、近所の炭焼き窯。
今では池田町内にも3件ほど残っているだけ、貴重だ。

我が家も元は炭焼きで生計をたてていた時代も、僕が小学1~2年(約35年前)ごろはまだ炭出しを手伝った記憶もある。もっと前の戦後の最盛期には魚見の谷だけで8つも炭焼き窯があったとか…。窯の材料レンガは、まだ近代的なほうだが、自動車や重機も無い時代にその辺の土や石を集め、木を切った谷でその都度窯を作り、出来上がった炭は山道を担いで運んでいたスゴイ時代。お隣の越前市へは、
牛車に積んで運んでいたそうな。その先人の技術力と苦労は計り知れない。

火入れを見学しながら、Nさんにお話をお聞きしていると、今の田舎の高齢者のたくましさにあらためて感動します。また未だ健康で元気なのもうなずける。

この炭焼きの技、現代に未来に活かせないものか?
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